再臨と終末(6)イエス様の終末預言 私たちはどこにいるのか

終末論
世の終わりまであと・・・
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イエス様は十字架につかれる数日前、「神殿の石が崩されずに、積まれたまま残ることは決してない」、つまり、神殿が完全に破壊される時が来ると預言されました。弟子たちは、「いつそのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう(マタイ24:3)」とイエス様に質問しました。
弟子たちは、神殿破壊主の再臨世の終わりを関連付けて質問しました。この時点で弟子たちは、主がいなくなって再び戻って来られること、主が再臨される時は世の終わりであること、その時には神殿が破壊されることを理解していたようです。

イエス様が天に帰られてからすでに2千年近く経ちましたが、主はまだ戻って来られません。今回は、再臨に至るまでの終末時代の全体像についてイエス様の終末預言から学び、私たちはどこにいるのか理解を深めていきましょう。

1.終わりの時代はどのように進むのか 世の終わりの前兆とは

イエス様が教えられた再臨と世の終わりの前兆は、マタイ24:4~31、マルコ13:5~27、ルカ21:8~27に記されています。

① 産みの苦しみの始まり

ルカ21:8~11
 イエスは言われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現れ、『私がそれだ』とか『時は近づいた』とか言います。そんな人々のあとについて行ってはなりません。
戦争や暴動のことを聞いても、こわがってはいけません。それは、初めに必ず起こることです。だが、終わりは、すぐには来ません。」それから、イエスは彼らに言われた。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現れます。

イエスを名乗る偽キリストが大勢現れ、多くの人を惑わす。
マタイ24: 5、マルコ13:6、ルカ21:8
戦争や暴動、戦争のうわさを聞く。民族同士、国同士が敵対する。
マタイ24:6~7、マルコ13:7~8、ルカ21:9~10
方々に地震、疫病、飢饉が起こり、天からの凄まじい前兆が現れる。
マタイ24:7、マルコ13:8、ルカ21:11

これらは新しい時代(神の国)を地上に生み出すための、産みの苦しみの始まりです。このような現象は、程度の差はあっても、初代教会の時から今に至るまで全世界で起こっています。

イスラエルでは偽メシアが何人も現れ、世界には自分を「再臨の主」と名乗る人物が多く現れ、異端宗教やカルト宗教問題が何度も起こっています。宗教戦争や民族紛争はいつも地上のどこかで途切れることなく続き、核兵器、生物兵器などの開発競争も続いています。地震・大規模な山火事・洪水などの自然災害の頻度や被害はますます激しくなり、水害・干ばつ・サバクトビバッタなどの被害による食料飢饉も深刻です。戦争や自然災害などで生じた難民は、現在世界に8千万人いるそうです。ペスト、AIDS、SARS、MARS、現在は新型コロナウイルス感染に世界中が脅かされています。

陣痛は、初めは弱く、次の痛みとの間隔は長いですが、痛みは次第に強く激しくなり、その間隔は短くなります。そのように、神の国を産み出すための苦しみも次第に激しくなり、頻度は増加し、最後は全人類が滅びるのではないかと思うほどの地球全体の苦難となります。

② 迫害の増加と信仰のつまずき

イエスの名のために憎まれ、迫害が起こる。つまずき、裏切りが起こる。
マルコ13:9~13、ルカ21:12~19

マタイ24:9~10
 そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。
マルコ13:12~13
 また兄弟は兄弟を死に渡し、父は子を死に渡し、子は両親に逆らって立ち、彼らを死に至らせます。また、わたしの名のために、あなたがたはみなの者に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。

この世には、「イエスの名」に対する激しい憎悪があります。初代教会ではイエス様を信じるユダヤ人たちは激しい迫害を受け、異邦人クリスチャンもローマ帝国により激しく迫害され、虐殺されました。日本でも江戸時代のキリシタン迫害により多くの殉教者が出ました。
また、ナチスによるホロコーストは、ユダヤ人問題の最終的解決(ユダヤ人殲滅)を狙ったものでした。「聖書の神」と「イスラエルの神」を信じる者たちに対する執拗な迫害はとどまることがありません。

「世界監視リスト2021」の2019年10月から2020年9月まで1年間の迫害状況調査によると、高レベルの迫害と差別に苦しんでいるクリスチャンは3億4000万人以上、1年前より31%増加し、このうち非常に高いレベルまたは極端なレベルに苦しんでいる人々は3億900万人です。毎日13人が信仰のために殺害され、12人が逮捕・投獄され、毎日12棟のキリスト教関連の建物が攻撃されました。コロナ禍によって迫害が増加しています(参照:世界のクリスチャン迫害の実態)。

③ 惑わしの増加

 偽預言者が多く起こり、大きなしるしや不思議なことを行って人々を惑わす。

マタイ24:11
 また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。
Ⅰテモテ4:1
 御霊が明らかに言われるように、後の時代になると、ある人たちは惑わす霊と悪霊の教えとに心を奪われ、信仰から離れるようになります。
Ⅱテモテ4:3~4
 というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。
Ⅱペテロ2:1
 イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。

聖書の民(クリスチャンとユダヤ人)に対する信仰ゆえの迫害や、信仰から引き離すための惑わしは、初代教会時代から主の再臨の日まで続いていきます。迫害によって信仰を捨てさせることができなければ、惑わしによって真の信仰から引き離し、異端信仰に陥らせることが悪魔の策略です。
イエス様の再臨前には、クリスチャンを真の神と真のメシア、聖書に忠実な信仰から引き離そうとする多くの惑わしが起こり、人々はますます神から離れていきます。

④ 不法がはびこり、愛が冷める

マタイ24:12
 不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。
Ⅱテモテ3:1~5
 終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。

アダムが罪を犯して以来、この世は悪い者の支配下にあります。人は神の似姿に造られましたが、神から離れた結果、堕落し、思い・言葉・行いにおいてますます悪に傾いていきます。犯罪行為や身近な事件が増えるだけでなく、見えないところで世界を動かしている悪の構造、長年かけて築き上げられた欺瞞や虚構や不正も増大していきます。

⑤ 全世界に福音が伝えられる

御国の福音が全世界、あらゆる民族、国語と国民にあかしされ、それから終わりの日が来る。

マルコ13:10
 福音がまずあらゆる民族に宣べ伝えられなければなりません。

御国の福音伝道はイエス様によって始められ、ユダヤ人中心の初代教会が生まれ、パウロによる異邦人伝道、それに続く世界宣教によって、現在ほとんどの国々に福音が伝えられています(参照:御国の福音と御国の王を宣べ伝える)。

今、少数民族の言語に聖書を翻訳する働きが急ピッチで進められています。
世界ウィクリフ同盟の2020年度の報告によると、世界の人口約78億人、世界の言語約7300のうち、聖書全巻の翻訳が終わっているのは704言語、新約聖書があるのは1551言語、分冊・聖書物語があるのは1160言語、翻訳プロジェクトが進行中なのは2731言語、これから始める必要があるのは2014言語だそうです。2025年度までに全言語の翻訳に着手する予定だそうです。

マタイ24:14
 この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。

⑥ 忍耐によっていのちを勝ち取る

最後まで耐え忍ぶ者は救われます。
マタイ24:13、マルコ13:13

ルカ21:19
 あなたがたは、忍耐によって、自分のいのちを勝ち取ることができます。
マタイ10:28、33、38~39
 からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなど恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。・・・人の前でわたしを知らないと言うような者なら、わたしも天におられるわたしの父の前で、そんな者は知らないと言います。・・・自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。
マルコ13:11
 彼らに捕らえられ、引き渡されたとき、何と言おうかなどと案じるには及びません。ただ、そのとき自分に示されることを、話しなさい。話すのはあなたがたではなく、聖霊です。

イエス様は、私たちをキリストの使節としてこの世界に遣わし、御心を行うことができるように聖霊を与えて下さいました。クリスチャンは主が来られる時まで、艱難や迫害の中で主をあかしし、御国の福音を宣べ伝えることが求められています。

2.大艱難時代後半

終末の局面が激変するのは、「荒らす憎むべき者」と呼ばれる人物が神殿に立つ時です。

① 「荒らす憎むべき者」と大艱難の到来

「荒らす憎むべき者」が聖なる所に立つと、いまだかつてなかったようなひどい苦難がある。(マタイ24:15~22、マルコ13:14~20

マタイ24:15
 それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。)
マルコ13:14、19~20
 『荒らす憎むべきもの』が、自分の立ってはならない所に立っているのを見たならば(読者はよく読み取るように。)ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。・・・その日は、神が天地を創造された初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような苦難の日だからです。そして、もし主がその日数を少なくしてくださらないなら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、主は、ご自分で選んだ選びの民のために、その日数を少なくしてくださったのです。

 荒らす憎むべき者は、黙示録ではと呼ばれ、聖書の神聖書の民を憎み、エルサレム神殿を蹂躙し、聖書信仰を迫害し、自分に従わない聖徒たちを虐殺する人物です。艱難時代後半には、エルサレムにユダヤ教の神殿が建設されていて、その人物は自分を神として聖所に立ち、全ての人々に自分を礼拝させようとすると考えられています(参照:ダニエルの終末預言「荒らす憎むべき者」)。

ひどい苦難の日々が始まるので、ユダヤ人はイスラエルから逃げ出すように警告されています。ユダヤ人だけでなく真のクリスチャンも、人類史上でかつてなかったようなひどい苦難を体験すると思われます。そのような苦難の真っただ中で、全世界に御国の福音が宣べ伝えられます。

艱難期前携挙説では、クリスチャンは反キリストが現れる前に携挙されるので、艱難を体験することはない、反キリストを目撃することはないと言いますが、イエス様は、主が来られる前に、真の神を信じる者は人類の歴史が始まって以来「いまだかつてなかったようなひどい苦難を体験する」と言われました。真の信仰者は、「もうすぐ主イエスが再臨され、悪魔の支配を終わらせ、神の国が到来する。荒らす憎むべき者にひれ伏してはいけない。獣のしるしを受けてはいけない」と宣教し、殉教していくようになります(参照:テサロニケ人への手紙から、携挙と再臨はいつ起こるか)。

② 惑わしの増加

偽キリスト、偽預言者たちがしるしや不思議なことを行い、選民をも惑わそうとする。
マタイ24:23~26、マルコ13:21~22

マタイ24:23~24
 そのとき、『そら、キリストがここにいる』とか、『そこにいる』とか言う者があっても、信じてはいけません。にせキリスト、にせ預言者たちが現れて、できれば選民をも惑わそうとして、大きなしるしや不思議なことをして見せます。

「荒らす憎むべき者」が世界を支配するようになると、イエスの名を信じる者への激しい迫害が起こり、その苦しみから逃れるために信仰を捨てる人々が出て来ます。また、メシアを待ち望んでいる人々を騙そうとする偽キリストが現れます。しるし・不思議・癒し・奇跡でだまされないように、御言葉を握り、御言葉によって見分けることが必要です。主が来られて空中に引き上げてくださる時まで、聖徒たちは命がけで信仰を守らなければなりません。

③ 天の異変、主イエスの到来

天の万象(天体)が揺り動かされ、主が天の雲に乗って来られ、選びの民が集められる。
マタイ24:29~31、マルコ13:24~27、ルカ21:25~27)

マタイ24:29~31
 だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。そのとき、人の子のしるしが天に現れます。すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。
ルカ21:25~27
 そして、日と月と星には、前兆が現れ、地上では、諸国の民が、海と波が荒れどよめくために不安に陥って悩み、人々は、その住むすべての所を襲おうとしていることを予想して、恐ろしさのあまり気を失います。天の万象が揺り動かされるからです。そのとき、人々は、人の子が力と輝かしい栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。

太陽、月、星に大異変が起こり、天の万象が揺り動かされる中、主が天の雲に乗って来られ、人の目に見えるように空中に現れます。主は、すでに死んでいた信者を復活させ、御使いを送って生き残っていた信者と一緒に空中に携え挙げ、救出してくださいます。これが携挙です。

3.終末時代全体の流れ

イエス様が来られるまでの流れをおおまかにまとめると、次のようになります。

① 初代教会時代~艱難時代前半まで

戦争や民族紛争、地震、疫病、飢饉、迫害、背教の中で、全世界に御国の福音が宣べ伝えられます。

・疫病や自然災害の増加、経済の悪化と社会構造の変化、背教と迫害などが加速していきます。これらのことは、艱難時代の始まる前から起こっていますが、徐々に悪化し、頻度が増していきます。クリスチャンが気付かないうちに艱難時代が始まっているかもしれません。
・その中で忠実なクリスチャンによって福音が伝えられ、救われる人が起こされると同時に、聖書の神と聖書の民に対する迫害も激しくなっていきます。

② 艱難時代後半

荒らす憎むべき者が聖なる所(神殿)に立つと、かつてなかったほどの苦難の時が訪れ、迫害が激化し、大多数のクリスチャンが殉教します。また惑わしが増加し、背教する者も多くなります。
殉教と背教によって、「人の子が来た時、はたして地上に信仰が見られるでしょうか(ルカ18:8)」という状況になると思われます。

③ 天の万象が揺り動かされ、選びの民が主のもとに集められる

再臨の前には、太陽が暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象が揺り動かされるようになります。新しい時代に移行する前の産みの苦しみがピークに達し、天体にも大異変が起こります。
その時、イエス様が空中に現れ、人々は、人の子が天の雲に乗って来るのを見ます。復活が起こり、選びの民が御使いによって集められ、救出されます。

この後、主の恐ろしい大いなる日が来て、地上と不信者に神の御怒りが注がれ、裁きが下されます。裁きが終了すると、神の国(新天新地、新しいエルサレム)が到来します。
(参照:「再臨と携挙(5)天の万象が震われ、新天新地と新エルサレムが到来する」)

4.イエス様の忠告

イエス様は、終わりの時代がどのように進むのか、再臨がどのように起こるのかを教えられた後で、人の子の前に立つ(再臨の主とお会いする)ことができるように、注意事項を語られました(マタイ24:32~51、マルコ13:28~37、ルカ21:28~36)。

・これらのことが起こり始めたなら、「贖いが近づいている、人の子が戸口まで近づき、神の国が近い」と悟ること。これらのこと全部が起こらなければ、この時代は過ぎ去らない(神の国は始まらない)。(マタイ24:34、マルコ13:30、ルカ21:31~32

この天地は滅び去る。その日は、全地の表に住む全ての人に臨む
マタイ24:35、マルコ13:31、ルカ21:33

・人の子は思いがけない時に来る。その定めの時は誰も知らない。夜中に泥棒が来るようなもの。ノアの日、ロトの日のようだから、目を覚まし、用心し、油断せず祈っていること。

・家の主人(神の国の王)が不意に帰って来た時、眠っているのを見られないように、目を覚ましていること。良いしもべは全財産を任せられるようになる(神の国を相続する)が、悪いしもべは厳しく罰せられ、偽善者たちと同じ報いを受け(神の国の外に投げ出され)、泣いて歯ぎしりすることになる。

Ⅰテサロニケ5:3~4
 人々が「平和だ。安全だ」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません。しかし、兄弟たち。あなたがたは暗やみの中にはいないのですから、その日が、盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。

新型コロナ・パンデミックによって、終わりの時代が新しい局面に入ったと思われます。

これまでの地域的な疫病、自然災害、民族紛争、宗教対立などとは違って、COVID19は全世界を共通の苦難に巻き込みました。ステイホームやロックダウンによって、他人との関係が引き裂かれ、教会での礼拝や交わりも制限され、伝道することも、手を置いて祈ることもできなくなりました。今後、世界規模の経済破壊、食糧難、人口減少が予測されます。

世界中がコロナに振り回されていた間、時代は確実に進んでいました。この世界共通の疫病を抑え込むために、世界規模でワクチン接種が進められ、ワクチン接種証明書の有無によって行動が制限されることも起こりました。これまでも、20ミクロンの半導体(ナノチップ)を体内に注入し、特殊なスマートフォンを使ってデータを読み取ることができましたが、すでに、体内でナノチップとナノ回路を構築し、臓器とPCのネットワーク(IOB)が可能な時代になりましたので、人々の行動が管理され、生活が統制されるようになる日も近いと懸念されます。

ルカ21:29~36
「いちじくの木や、すべての木を見なさい。木の芽が出ると、それを見て夏の近いことがわかります。まことに、あなたがたに告げます。すべてのことが起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。その日は、全地の表に住むすべての人に臨むからです。しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」

私たちは自分のことや目の前の出来事だけにとらわれず、イスラエル(いちじくの木)と諸国(すべての木)の動き、そしてエルサレムを見張っている必要があります。そして祈りつつ時を活かして用い、御国の王と御国の福音を宣べ伝え続けなければなりません。

コメント

  1. 杉浦孝王 より:

    大変、興味深く拝見しております。終末論に関して、一つお尋ねしますが、主の再臨の後、千年王国の記載がありませんが、どういうことでしょうか。教えてください。

    • shalonsgarden より:

      杉浦様

      ご質問ありがとうございます。

       「千年王国」という表現は聖書には出て来ません。悪魔が千年間、閉じ込められ、第一の復活に与った殉教者たちが千年間、王として治めること、千年後に悪魔が火と硫黄の池に投げ込まれ、いのちの書に記されていない者も火の池に投げ込まれることから、便宜上考え出された言葉であると思われます。初めの千年間は、栄光のからだを持って永遠に生きる人々と死ぬべきからだを持つ人々の両方が存在しており、千年後は永遠の命を持つ人々だけが残るので、区別するために「千年王国」と言うのではないでしょうか。

       千年王国の後に永遠の御国が始まると考える方が多いと思いますが、イエス様が再臨された時、すでに地上に永遠の世界が始まっています。神様は預言者たちを通して、神と民との関係が回復して永遠にともに住む世界が来ること、神が王となって治める義と平和の神の国が来ることを語られてきました。そしてイエス様はその「神の国」について宣べ伝え、ご自分が「神の国」の王であると語られました。

       イエス様の王国は永遠の御国であり、主は永遠に生き、永遠に全地の王であり、復活した人々も主とともに永遠に生きます。復活した殉教者たちは千年間だけ王になるのではなく、世々限りなく王として治めます(黙示録22:5)。ですから「千年王国」と呼ばれる期間は、永遠の御国の最初の千年間であると考えています。

       このような理由から、当ブログでは神の永遠のご計画について語る時、主も用いられなかった「千年王国」という特別な言葉を使っていないのです。